ブームではなく、選択肢の一つとして根付いた感のあるレコード。
そのレコードを再生するのがレコードプレイヤーですが、最近、「これってどんなん?」って思うレコードプレイヤーを見かけたので紹介します。
レコード盤しか見えないプレイヤー「Wheel」
まず1つ目に紹介するのが、CNET Japanで紹介されていた「Wheel」というレコードプレイヤー。特徴は、レコードの盤面を全く隠さず再生ができるというところです。
写真を見ると、針がないように見えますが、実はレコードの下に針があるらしい。それによって、スタイリッシュなデザインを実現したんだとか。
A面を再生したつもりがB面がなっちゃう、みたいなことは慣れれば大丈夫として、個人的に気になったのがホコリの問題。普通のプレイヤーにあるカバーがないわけやから、再生中にレコードにホコリが付いちゃうんじゃって気になります。紹介記事では「さらに、再生面に埃(ほこり)が着きにくい、という大きなメリットも得られる。」って書いてあるけど、逆じゃね?っていう。
デザインが気に入った!、ホコリなんて気にならねーぜ!って人は、Kickstaterで3/17まで支援を受け付けているので、ぜひお早めに。すでに目標額は達成してるみたいです。
プレイヤー自体がレコードの上を回転する「Love」
もう一つ紹介したいのが、プレイヤー自体がレコードの上を回転する、なんとも変わったプレイヤー「LOVE」。レコードの上に置けば、プレイヤーの方が回転して音を再生してくれるらしい。
これを見て思ったのは、レコードに傷が付いちゃいそうってこと。イメージでいえば、掃除機ロボのルンバが、レコードの上でミシミシ音を立てて暴れる感じ。絶対、そんなことさせたくない・・・
回転数をセットしなくても、自動で判断して回転数を決めるとかいう、スーパーな機能も搭載されてるらしいけど、やっぱり買う気にはなりません。こちらも、Kickstaterで支援を募集していて、なんと今日3/9までの受付。これは欲しい!とピンと来た方は、ぜひお早めに。
以上、デザインとかテクノロジー的にはすごいのかもしれないけど、個人的に「なんだかなぁ」と購買意欲のわかない2つのレコードプレイヤーを紹介しました。
別に安物のレコードプレイヤーでもいいんです。たくさんのレコードが並ぶ棚から、今日は何を聞こうかなと吟味して1枚取り出す。そっとプレイヤーに乗せて、ジャケットや歌詞カードなんかを眺めながら音楽を聴く。その面倒くさい動作がいいんです。
最後に、自分のうちのレコードプレイヤーにここ最近居座ってる、最高のアルバムを貼っておきます。