2022年上半期のおすすめアルバム10選

下半期リリースの作品は、まとめ記事が作られなくて可哀想。

そんなことを思いながらも、上半期にリリースされたアルバムの中から、特におすすめしたい10作品をまとめてみました。

並び順はアーティストのアルファベット順で、良かった順とかではありません。

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Anxious “Little Green House”

One Step Closer のメンバーも在籍する、コネチカット州の Emo / Melodic Hardcore バンド Anxious のデビューアルバム。本国アメリカでは Run For Cover からリリース、日本では ICE GRILL$ Records から国内盤CDが発売されています。

パンク、エモ、オルタナ、ハードコアの配分が絶妙で理想系。変にスカさずエネルギー全開でカマしてくれてるので、元気がもらえます。

Camp Cope “Running with the Hurricane”

オーストラリア・メルボルン出身の Indie Punk バンド Camp Cope の、久々のカムバック作品となったフルアルバム。相変わらず “らしさ” 全開のアルバムで、美しさと力強さが同居する歌声がたまりません。

音楽ジャンルを表すキーワードっていろいろありますが、Camp Cope を紹介するときは絶対「パンク」っていうフレーズを含めたいんですよね。活動姿勢もそうだし、音のシンプルさもそう。それを改めて思った作品でもあります。

 

Fresh “Raise Hell”

UKのメロディックパンクバンド Fresh の久々のフルアルバムは、これまでのバンドの音楽性をグッと広げることになった名盤。全体的にポップさが増していて、これまでの荒々しいメロディックパンクバンドとして Fresh が好きやった人からしたら戸惑うかもしれない音源ですが、Freshってこういうバンドだよっていう説得力が歌詞からも伝わってきて、めちゃくちゃいいです。

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Joyce Manor “40 oz. to Fresno”

リリースは6/10ということで、上半期ギリギリの滑り込みとなった音源ですが、入れずにはいられない名盤。これまでと同じく、物足りなさすら感じさせてスパっと終わる曲を重ねて9曲20分弱、何度聴いても飽きが来ず、何度でも「最高かよ」って聞きながら呟いちゃいます。

ドラムが抜けちゃって、直近のライブやと Lawrence Arms のメンバーがサポートに入ったりしてましたが、Joyce Manor がアクティブなバンドとして活動し続けてくれていて、本当に嬉しいです。

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Hey, ily! “Psychokinetic Love Songs”

ビジネスでよく使われる「Z世代」という言葉のパンク版が「5th Wave Emo」っていう理解なんですが、その解釈があっていれば 5th Wave Emo バンドの代表格とも言えるだろう Hey, ily!。ゲームやアニメ、動画配信などのカルチャーに影響を受けているであろう雑多なサウンドは、とっつきにくさを感じる人も多いと思いますが、一度聞き出したら最後、ハマってしまって抜け出せない中毒性があります。

#2 “Intrusive Thoughts Always”  を聞けば、5th Emo Wave を既存のジャンルの枠組みで語ろうとすることの意味のなさがきっと伝わるはず。

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Mom Jeans. “Sweet Tooth”

名盤 Best Buds のリリース以後、勢いがとどまることを知らないカリフォルニアの Emo / Pop Punk バンド、Mom Jeans.。3rd アルバムにして、ついにセルフリリースという離れ技を、いとも簡単にやってのけちゃうんだから、もう本当に参りましたって感じです。

いろんな音楽を聴いてきて、その時々で良いなって思う音楽って違うんですが、最近よく思うのが、聴いてて自然と体を動かしたくなる音楽って最高だなってこと。この作品は、体を動かすことなしに聞けないので、要するに最高です。

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Praise “All In A Dream”

Turnstile や Champion、Have Heart などのメンバーから成るハードコアパンクバンド Praise の6年ぶりとなるフルアルバム。誰がここまでメロディックな作品になると予想したでしょうか。

ポッと出のバンドがトレンドをただなぞって作ったアルバムではなく、Praiseというバンドが6年のときを経てリリースしたアルバムってのがこのサウンドの価値。1曲目のイントロでの前のめりなドラミングとギターを聞けば、どれだけ自分のやる気が生ぬるい状態でも、一気に沸点にもっていかれます。

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Prince Daddy & The Hyena “Prince Daddy & The Hyena”

3枚目のアルバムにしてセルフタイトルを冠することになった、NYの新世代ポップパンクバンド Prince Daddy & The Hyena のアルバム。費やしたエネルギーが半端ないであろう2枚組3部編成の2ndアルバムのリリースを経て、このバンドはどうなっちゃうんだろうと若干心配もしてたんですが、完全に取り越し苦労と言えるぐらいの作品を出してくれて、本当にありがとうです。

もともとは「PUPみたいなバンドが出てきたな」ぐらいにしか思ってなかったんですが、今や完全にプリダディ節を作り上げて、なおかつどんどんポップパンクの枠をはみ出てどんどん新しいことに挑戦してる感じがカッコいいっすね。

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Sweet Pill “Where the Heart Is”

この作品のリリースまで完全にノーチェックやったフィラデルフィアの Alternaive Rock バンド、Sweet Pillのデビューアルバム。リリースはTopshelf Recordsから。テクニカルで芸術的なことをやるバンドって、難しく感じちゃうことが多くて苦手意識があるんですが、このバンドは複雑なことをやりつつも、めちゃくちゃキャッチーに曲を仕上げていて、なんてミュージシャンシップが高いんだと感動しました。

DIYシーンで活動してるバンドながら、スケールのデカさを感じずにいられないサウンド。これからが楽しみです。

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Yumi Zouma “Present Tense”

今年9月に来日も決まっているニュージーランドの Indie Pop バンド Yumi Zouma の4枚目のアルバム。存在は知っていつつもアルバムをちゃんと聞くのは今作が初めてやったんですが、そら人気でるよね、となりました。

癒し要素とおしゃれな雰囲気に加えて、思わず踊りたくなるビートやグルーブ感があるのがグッとくるポイント。自然の中で散歩しながら聴いたら気持ちいんだろうなっていう絵も、遠く離れた異国の地のライブハウスで聞いたらめちゃくちゃ楽しいんだろうなっていう絵も、両方浮かぶ不思議な作品でもあります。

Yumi Zouma “Present Tense”

 

Twitterでアーティスト名とタイトルだけ載せて呟けば、2分ぐらいの作業時間で終わるところ、1時間近くかけて文章を書くことに果たして意味はあるのか。ちょっと前までは、そんな風に考えちゃって、なかなかブログを書けないことも多かったんですが、ここ最近は、「そういう無駄なことに時間を費やせてることが幸せなんやん」っていう考え方に変わりました。This is ポジティブ無敵。

今日の1曲: The Chats “I’ve Been Drunk in Every Pub in Brisbane”

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