名前に “Super” が付くかっこいいバンドをまとめてみました。
Superdown
この記事の企画を思いついたのは、このバンドをチェックしていて。最近、Emo の名門として知られる Count Your Lucky Stars Records との契約を果たし、その紹介文で FFO; The Menzingers、The Gaslight Anthem と紹介されていて気になったバンドです。
最初のリリースが正式なパッケージではなくライブ音源3曲っていう珍しい感じなんですが、うん、The Menzingers が好きなら、って紹介は正しいなって思いました。Kali Masi とかに近い感じかもですね。2012年〜2013年あたりのちょっと懐かしい感じもあって、個人的に正式な音源リリースを楽しみにしているバンドです。
Superchunk
で、Super の付くバンドを考え出したら一番最初に思いついたのがこのバンド。コロナ禍になる前、最後にがっつりライブを楽しめたのがこのバンドの来日やったって、今から振り返ったら本当にありがたいことです。ハイパーイナフ大学にも曲名が使われているほどですし、パンク好きが絶対通っているロックバンドじゃないでしょうか。
バンドは来年、12枚目となるフルアルバム “Wild Loneliness” をリリースすることを発表済み。すでに収録曲 “Endless Summer” が公開されていますが、グッドメロディーにちょっぴりクセのあるイントロを放り込んでくる感じ、最高ですね。
Superbloom
今年リリースした1stアルバム “Pollen” がカッコよすぎた ニューヨーク州ブルックリンのオルタナパンクバンド。まさかのセルフリリースってことで、国内じゃ手に入りにくいだろうと思って自分のやっているディストロで音源を入荷しましたが、全部売り切れちゃいました。
サウンドは Nirvana meets Fiddlehead っていう感じでしょうか。まぁ、とにかく音源を聞いてみてください。東京の Hollow Suns が好きな人にもおすすめです。
Supercrush
Go It Alone や Shook Ones のメンバーが所属するシアトルの Indie Rock バンド。もともといたハードコアシーンの影響か、7インチ音源をコンスタントにリリースするスタイルでしたが、昨年、これまでの活動の集大成的なアルバム “SODO Pop” をインディーパンクの名門レーベル Don Giovvani Records からリリースしました。
とびきり明るくてポップなメロディーでありながら、ちょっぴり土臭さというかアンダーグラウンドの香りを残したサウンドが最高。気楽な気持ちで踊れる音楽を届けたい、というコンセプトの自分のディストロでもレコード扱ってますんで、かっこいいと思ったら購入いただけると嬉しいです。
Superworld
カリフォルニアのメロディックパンク。Lauren Records と契約をした (?) から、すぐにリリースがあるんだろうなって思ってから、もう2年ぐらい音沙汰ないままになってるバンドです。たぶん、ちゃんとした音源もリリースしてないんですが、カリフォルニアに住んでる友達に教えてもらってから、ずっと気になってます。
唯一音源をチェックできるのが、その友達がアップしているライブビデオ。まだまだ演奏する佇まいはぎこちなさがあるんですが、曲とボーカルの載せ方の組み合わせがめちゃくちゃカッコいいんですよね。
The Superweaks
もともと The Weaks っていうバンド名やったところ、おそらく検索にひっかかりにくいかなんかで、名前に “super” をくっつけたバンド。The Weaks の頃から好きなバンドやったんですが、ここのところ目立った動きがなくて、このまま知らせもないまま消えていくのかなぁって思っていた矢先に、ゲームのBGMとして新しい音源をリリースするっていうクセスゴなリリースをかましてきました。
バリバリ活動していた頃は、The Get Up Kids のライブのオープニングアクトに選ばれちゃったりなんかして、これからどんどんビッグになっていくんやろうなぁって思っていたんですが、こじんまりとDIYなスタイルでバンドを続けているのがいいなぁって思います。
Super American
いまやモダンポップパンクシーンの要注目バンドとなった Super American。もともとは I Can See Mountains っていうマイナーバンド (めちゃ好きでした)で、そこからメンバーの脱退を経て今の2ピースバンドとなりました。
今年リリースしたアルバム “SUP” の1曲目を飾る “free bird” は、ポップパンク原点回帰みたいな元気いっぱいソングで、今年のfavroite songを考えた時に上位に来る曲です。
Superhaunted
メロディックパンク、エモ、マスロックなどいろんなジャンルを飲み込んだサウンドを鳴らすフロリダ州マイアミのバンド。Dikembe、You Blew It!、Pool Kids などのバンドで知られる Andy が所属しています。
結構前から活動しているみたいなんですが、自分がこのバンドを知ったのは今年になってから。Turnstile の曲を作る方法っていう TikTok 動画が Twitterでバズってたのがキッカケです。まぁ、この方法では作れないぐらい素晴らしい楽曲が詰まったアルバムを、後に Turnstile がリリースすることになるんですけどね。
Made a tutorial on how to write a @TURNSTILEHC song pic.twitter.com/h14PoBLJuN
— superhaunted (@Superhaunted) September 7, 2021
Superheaven
オルタナパンクの先駆け的存在のバンド、それがもともと Daylight という名前で知られた Superheaven です。2016年には活動休止状態となりましたが、盟友 Balance & Composure のラストツアーなどで、ちょいちょい復活。来年もイギリスで行われる最強豪華メンツの Outbreak Festival に出演予定です。
ちなみに、バンドが活動休止状態となった頃に、メンバーの Taylor と Jacob が新たに結成したのが Webbed Wing というバンド。いまや Taylor のソロプロジェクトのようになっていますね。今年リリースしたアルバム “What’s So Fucking Funny?” はめちゃくちゃ良くて、なんでいろんな音楽メディアのベストアルバムに選出されないんだろうって思ってる作品です。
記事を一気に書き終えてから、「あれ、自分前にもこんな記事書かなかったっけ?」って思って調べてみたら、前のブログで似たような記事を書いてました。まぁ、そのときと括り方がちょっと違うんですけどね。
あと、書き終えてから思ったのが、アーティスト名に使われる英単語で一番多い単語って何なんやろうってこと。ぜひ、誰か “The” の次によくアーティスト名に使われる単語を調べて教えてください。